事業内容SERVICE

砕石事業

環境との共生
公共工事を支える
大洲の青石

現在、6つの生コン工場への骨材※1の製造、販売を中心に、道路の路盤材※2や、災害復旧のための、布団かご※3のための栗石や、水道工事の暗渠管※4の周りに敷きこむための砕砂も製造販売をしています。
また石の比重が3.1程度(一般的な砕石に使う石の比重は、2.6〜2.8が多い)と、かなり重たい事から、流れが速い河川の水制工※5や、太平洋側の波が激しい箇所(高知の室戸や、千葉県の外房など)の消波ブロックに使用されています。

  • ※1・・・

    コンクリートの90%は、砕石や砂で構成されており、それらを骨材と言う。

  • ※2・・・

    アスファルト道路の下層部分に敷き詰める砕石

  • ※3・・・

    土砂崩れ防止と、水抜けを良くするため、栗石でえん堤にする工法

  • ※4・・・

    地中に埋設する、ヒューム管や、塩ビ管などのこと

  • ※5・・・

    流れが急な箇所の堤防の崩壊を防止し、水の流れを変える工法

大洲の青石

「大洲の青石」とは、愛媛県の大洲地方でとれる輝緑岩系の青緑色の石のことをさして呼ばれています。
愛媛県には「伊予の青石」「石鎚の青石」等と呼ばれる石がいくつかありますが、これは主に西条市と三崎町で採れる石を指します。
「伊予の青石」「石鎚の青石」は、全て「緑泥変岩」という種類の石で、河川で採れる「川砂利」もしくは「川の石」のことです。
これらの石には法律上採取できる量に制限があり、現在ほとんど採ることができないのが現状です。
そこで近年、 大洲の青石が県内のいたるところから注文を受けるようになりました。
公共工事を始め、庭の敷砂利に至るまで、様々な場面で「大洲の青石」が用いられるようになってきています。

とても重く、とても硬い

一般的な石に比べて「大洲の青石」はとても重い石です。この重さを生かして重量骨材として使用されています。
また、石の硬さも通常の3倍以上あります。この硬さを生かして護岸工事や道路舗装などの公共工事に用いられています。
さらに、大洲の青石はその硬さから乾いた(響いた)音が出るため、防犯面でも役立っています。

青さが際立つ

水に濡れると青い色が際立ちます。
特徴から石垣や庭石、敷砂利などに用いられています。